あかずきんちゃん


ちょっとお見舞いにいくだけが、ハラハラドキドキの展開に
悪いオオカミと赤ずきんちゃんとのやりとりがスリリング

世界中で愛されているグリム童話の中でも有名なお話です。
原作はグリム、ペロー童話集にも同じ話があるようです。

赤ずきんちゃん


赤ずきんちゃんの物語



むかしむかし、あるところに
とてもかわいい女の子がいました。

いつも赤いずきんをかぶっていたので、みんなから
「赤ずきんちゃん」と呼ばれていました。

ある日、お母さんがいいました。
「おばあちゃんが病気なのでお見舞いにいってきてちょうだい。」
「よりみちしちゃだめよ」

「はーい」


しばらくするとオオカミに出会いました。

オオカミは、きれいなお花がいっぱいあるから、
おばあさんにもっていってあげたらといいました。


赤ずきんちゃんは、お花をつみにいきました。


その間に、オオカミはおばあさんの家にいって、

おばあさんをパクリとのみこんでしまいました。

オオカミはおばあさんの服をきてベッドにもぐりこみました。


赤ずきんちゃんがお花をつんでやってくると、ようすがへんです。

「おばあちゃんのおみみはなんでそんなにおおきいの」
「おまえの声がよく聞こえるようにさ」

「おばあちゃんのおててはなんでそんなにおおきいの」
「おまえをしっかりだっこするためさ」

「おばあちゃんのおめめはなんでそんなにおおきいの」
「おまえがよく見えるようにさ」

「おばあちゃんのおくちはなんでそんなにおおきいの」

「それは…」


「おまえをたべるためにだー!ガオー」

オオカミは、赤ずきんちゃんもパクリとのみこんでしまいました。

おなかがいっぱいになったオオカミはベッドで寝てしまいました。


とおりかかった猟師さんが
いつもと様子がちがうことにきづいて、オオカミを見つけました。

もしかするとおばあさんを助けられると思い、
大きなはさみでおなかを切りました。

すると、


赤ずきんちゃんとおばあさんが飛びだしてきました。

おばあさんは、オオカミのおなかに石をつめこんで縫いつけました。


目が覚めたオオカミは、おなかの石が重くて、
たおれて死んでしまいました。


赤ずきんちゃんは、思いました。
「これからは、よりみちしないようにしよう」

END


「赤ずきんちゃん」のお話に登場する、ビーズの作品です。


赤ずきんちゃん

オオカミ

おばあさん

猟師 & ライフル

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