わんこビーズ辞典

スワロフスキービーズ

スワロフスキービーズとは、スワロフスキー社で作られた最高峰のガラスのビーズです。
クリスタルガラスのクリアな透明感と正確なカットにより生まれる美しい輝きは 宝石をもしのぐといわれ多くの人を魅了しています。
さまざまな色や形、サイズが豊富なのも魅力で、ビーズ愛好家だけでなくファッションやインテリアに関わる人にとっても、 なくてはならない存在になっています。


スワロフスキーは、オーストリアのクリスタルガラスの製造会社です。
ファッション、ジュエリー、インテリアなどに使用されるカット・クリスタルで世界をリードしています。
最近は、クリスタルガラスのジュエリーは人気で、百貨店などでもスワロフスキーのロゴのスワンのマークをよく見かけます。


創業者のダニエル・スワロフスキーT世は、ハンドカットクリスタルの職人の息子として生まれ クリスタルのジュエリーストーンを精巧で正確にカット・研磨する技術を開発。 1895年にオーストリア・チロル地方の村ヴァッテンスにてスワロフスキー社を創業しました。

スワロフスキービーズについては、プロダクトブランド名として「クリスタライズ」と呼ばれていたこともありますが、 今は、「スワロフスキー・エレメント」と呼ばれているようです。 ブランド名はあまり浸透せず、単純に縮めただけの「スワロ」という愛称で長く親しまれています。


スワロフスキービーズには、さまざまな形があり、番号で区別されています。 スワロフスキービーズの名を世に広めた有名なソロバン型は、#5301です。 現在は、ソロバン型の#5301は、新しい#5328になりました。

新しくなったのは、#5301があまりにも有名で人気があり、偽物が多く出回るようになったためだといわれています。 簡単に真似のできないように、高い技術を必要とするカットを追加、 カット面を16面から24面に増やしたXILIONカットと呼ばれる#5328が誕生しました。 大小サイズの異なる面の組み合わせによって光の反射と輝きがさらに向上しました。

スワロフスキービーズの5301と5328
多くの店では、古い#5301の在庫がなくなったものから、新しい#5328に切り替えるケースが多かったです。 今では、ほとんど#5328になってきましたが、人気のない色やあまり売れていないお店の場合は、#5301を見かけることもあります。

#5328と#5301は形のイメージはかわらないので、#5328と#5301のビーズを組み合わせても問題なく使用できます。


スワロフスキービーズの魅力には、色の豊富さもあります。毎年のように新色も発表されています。 サファイアやアメジストなど宝石や天然石の名前がつけられていて、イメージしやすくて、ワクワクします。

定番のカラーは、長い間親しまれ、わんこビーズではおなじみの色のライトコロラドトパーズは、「ライコロ」と縮めて呼ばれている方もいます。
人気のない色は、廃盤になることもあります。 わんこビーズでもよく使っていた薄い茶色のセイロントパーズは廃盤となってしまいましたので、 現在は、よく似た色のライトシルクを使用しています。

カラーは、同じ色でもロットによって多少異なります。 そのため、購入時期やお店によってバラツキがあります。 色のイメージが大きく異なるほどの違いはありませんが、 手元にある色に追加で購入して、混ぜて使用するときなどは、ご注意下さい。 わんこビーズでよく使う色の中では、ブラックダイヤモンドやトパーズなどは、バラツキが大きいです。


サイズも豊富なので、大きなサイズで作ってみたり、違う大きさのものを組み合わせたりできて楽しいです。
わんこビーズのほとんどの作品は、ソロバン型(#5328)の3mmを使用しています。 4mmや5mmで作ってみると、そのままの形で大きな作品ができあがります(テグスの長さも長くして下さいね)。


スワロフスキービーズは、その存在感ゆえに、価格は高いです。 カットもきれいで鋭いため、ものによっては傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。


スワロは1粒でも、とてもきれいです。そんなスワロを編み上げていくと、輝きが広がり、ほんとにキラキラしてきれいです。 スワロを使った作品は、特別な一品になるでしょう。




スワロフスキー http://www.swarovski.com/
クリエイト・ユア・スタイル http://www.create-your-style.com/
スワロフスキー社が運営する、スワロフスキークリスタルを使って楽しむ方たちをサポートするサイトです。
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