犬がくれた幸福

ある日やってきた白い子犬が、夫婦ふたりだけの生活を根本から変えた。犬が教えてくれた「幸福」とは
鶴田 静 (著)
単行本; 216p; 18.4x12.6cm
岩波書店(2006-06)
犬がくれた幸福 表紙
¥ 1,890 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(2件)
おすすめ度5(2007-08-22)
美しい実話・・・
捨て犬をもちこまれた、著者とご主人のエドさんの日々がつづられています。

著者は15年も古民家で暮らしながら、直感で買ってしまった300坪の土地(実際は斜面などを入れて500坪ほどあるそうです)に、それは素晴らしいおうちを建てて毎日幸せに暮らされています。

その古民家からの移転については別の本に書かれていますが、その経過で2頭のワンコと「4人家族」として暮らしているところのようです。

ハッピーとサニーと名づけられた兄・妹の写真の愛らしさ。
本当に幸せそうなくるくるした瞳にノックアウトされそうです。

菜食研究家として実践を重ねながら、チェルノブイリ原発事故で被爆したこどもたちをホームステイさせたり、さまざまな活動を行う中で、このワンコたちがどれほど人の心を癒し、助けてきたか感動的な内容を美しい筆致でまとめています。

ワンコにも肉をほとんど与えず、野菜と玄米スープで過ごさせるなど、このご家庭独自のやり方で一緒に暮らしていますが、世の愛犬家にとってもかなり参考になる内容になっていると思います。

おすすめ度5(2006-07-15)
犬と一緒にスローライフ
子供を持つことができなかった著者夫妻のところにやってきた2匹の子犬。ハッピーとサニーは彼らにとっては子供同然。自然に恵まれた千葉の田舎で、犬たちは野山を駆け回り、鳥やウサギを追いかける。犬の本能を保ちつつ、家に帰ればオトウサン、オカアサンにべったりだ。

人間のほうも花や風を愛で、野菜を育てながらあるがままに生きるスローライフ。人も犬も自然と一体となり、まさに自然の一部のようだ。まさに「生かされている」ことが実感できるような美しい文章。

子供は持てなかったけれど、犬を通して親の気持ちを味わい、夫婦の絆も一層深まっていく。犬の最後を看取ったまなざしも深い愛に包まれている。犬という名の自然から、たくさん学ぶことがあることがわかります。

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