盲導犬不合格物語 学研のノンフィクション

盲導犬になるために生まれてきた犬でも、その約半数は盲導犬になれない。不合格になってしまっても、立派に活躍している犬のその後を追うノンフィクション
沢田 俊子 (著)
単行本; 111p; 21.2x14.2cm
学習研究社(2004-05)
盲導犬不合格物語    学研のノンフィクション 表紙
¥ 1,260 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(2件)
おすすめ度4(2005-11-05)
不合格犬の値打ちって?
 現在は盲導犬にばかりスポットが当たっているけれど、実は訓練しても盲導犬候補の半数以上は、不適格犬として盲導犬になれない。なぜそうなのか、その後どうなるのか。様々な場所で頑張る不合格犬の様子が次々と出てきます。
 一匹あたり400万はかかる訓練を経てなお、不合格となってしまう犬たち。その理由は?好奇心が強すぎる・慎重すぎる・ネコが大好き・ハーネス(口輪)が苦手・・etc。ほんの些細なことでも、盲導犬としては失格となるそうです。残念ですが、視覚障害の方の命を預かるのだからやむを得ません。でも、そういう不適格の犬にも人生(犬生)はあります。
 介助犬・盲導犬のPR犬・飼い犬・マジック犬など、その生き方は様々です。単一の基準で犬の値打ちが決まるわけではないことが、愛情あふれる筆致で描き出されます。こと犬に限らず、人間の持つ可能性にも気付かせてくれました。

おすすめ度5(2005-01-17)
"不合格"と言うより"不適格"
どんなに利口で、盲導犬としての素質を供えている犬でも、無類のネコ好きとか、おくびょうとか、ちょっとした性格で「不適格」になる犬がいることを、この本で初めて知りました。
でも、盲導犬になれなかったからって駄目なわけじゃない。
その犬その犬の人生(犬生?)を立派に生きている、他のやり方で人の役に立っていることを、やはり初めて知りました。
人間だっていろいろあっていいんだと、彼らに教えてもらった気がします。

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