著者の石黒謙吾さんといえば「クイールの一生」。そう、この絵本は「クイール…」の絵本仕様(登場する盲導犬の名前こそ違うが)といえる。ともすれば、単なる「焼き直し」の印象も受けるがそうではない。それは木内さんのあたたかな絵との絶妙なマッチングが物語っている。ラストのカットでグッときてしまった。
7歳の娘の顔を見てみると目に涙をいっぱい溜めていた。親子で共通の涙を流せる貴重な絵本と出会った。