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(2006-07-30)
犬の可能性について考える
著者は千葉県南房総の白浜で犬のブリーダーをしています。ブリーダーになるまえは都内で会社経営をしていたそうです。寂しさから飼いはじめた犬の魅力にとりつかれ、バブル景気の終わりと共に転身するため海辺の町へ引っ越してきました。
ローズは急逝したブリーダー仲間の残した犬。ラブラドールです。飼い主一途で甘えん坊のローズは、著者の訓練によって介助犬として、また水難救助犬として新しい道を歩み始めました。実際の訓練の様子、溺れている人を救った話など、ローズの可能性は深いです。
著者はブリーディングの他にも、犬の持つ可能性をもっと広げようとさまざまなことに挑戦しています。最近テレビで見かける「がん探知犬」マリーンも、実は著者の犬で、その訓練の秘密がこの本に書かれています。独自の訓練方法でがん患者の呼気から、がんを探知する能力を開花させたマリーンといい、ローズといい、犬の計り知れない可能性を考えさせられる本です。