(2001-03-04)あっこさんの育児騒動の方が何となく目立ってしまい、陰に隠れた感じもするが、難しいテーマを題材にしたなと感じた。 里親探しの話で交わされるこばちゃんの「犬はもう飼えない、でも飼ってほしい視線は感じる。」のに対して、視線を送っている犬は「飼いたいと思っている人のところへ行くだけさ」という、数日後に迫った危機に対しての答えを出さなければいけない結果としての開き直り。そういう意味での出会いは何となく寂しいものである。マメと郁子のようなしあわせな出会いというのは稀なのか。そんなことを考えた1冊であった。
深刻なテーマを取り上げても、さらりと日常会話の中の一こまに納める作業は非常に骨の折れることであると思う。22巻でひとまずの区切りとあるが、どのような締め方をするのか、非常に楽しみだ。
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