雨はコーラがのめない

「雨と私は、音楽の好みが全然違う。他のところは、すごく似てるのに。」雨は、オスのアメリカン・コッカスパニエル。甘えたがりの愛犬との特別な日常や、過去の記憶を呼び覚ます音楽について、冴え冴えと綴った好エッセイ集
江國 香織(著)
文庫; 165p; 14.8x10.6cm
新潮社(2007-06)
雨はコーラがのめない 表紙
¥ 420 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(3件)
おすすめ度5(2008-02-29)
泣きたくなる、せつなさ。
バッグの中に入れて
いつも持ち歩いている本。

「雨」は著者といっしょにくらしているアメリカン・コッカスパニエルの名前。
音楽にまつわるエッセイなのに、それを超越して
著者と雨の生活空間に一緒にいるような気さえしてくる。
なんだか泣きたくなるのは、きっとこのくらしが永遠ではないのがわかっているから。

雨は決してペットではない。家族である。

おすすめ度5(2007-09-28)
透き通った生活。
江國氏と、愛犬「雨」の生活を綴ったエッセイ。


淋しさなんて世界とおんなじなんだから。いつもまわりじゅうにただあるんだから。(p61)

この人の文章は、すごく美しい。でも、どこかに諦めに似た絶望感を
下敷きにしている感じがある。

美しい破綻っていうのだろうか。

だから、薄っぺらくない切さなさが浸み込んでくる。

おすすめ度4(2007-08-09)
思わず洋楽に興味が!?
書店で平積みされていて、
最初タイトルを見て
「雨がコーラを飲む・・?」と
不思議に思い、
購入致しました。
そして、読み始めてみると、
これが面白い!!
夜布団の中で、
睡魔に襲われながらも
ガツガツと読んでしまいました(笑)
著者である江國さんと
その愛犬『雨』の
滑稽で平凡な
でもどこか憧れてしまうような、
そんな不思議な空気感が
この本にはあります。
作中で扱われている内容で
江國さんの好きな歌などが
多く取り扱われているのですが、
普段洋楽をあまり聴かない私が、
ついつい洋楽を聴きたくなってしまいましたw



ぷーちなび犬本