盲導犬クイールの一生 文春文庫PLUS
「人間らしい歩き方を思い出させてくれた」との言葉を残して、パートナーはこの世を去った。そのあと、クイールはどのように生きたのか。生まれた瞬間から息をひきとるまでをモノクロームの優しい写真と文章で綴る、盲導犬クイールの生涯。静かな感動の記録。文庫本。

石黒 謙吾 (著), 秋元 良平 (写真)
文庫; 217p; 15x10.6cm
文藝春秋(2005-07-08)
¥ 630 (税込)
Amazon.co.jp カスタマーレビュー(5件)
おすすめ度

(2007-08-06)
写真がイイ☆
クイールの一生を追ったモノクロ写真ページが半分ほどを占めますが、
静かな空気感の漂うこれらの写真が非常に良いです。
有名にはなりましたが、クイールは平凡な盲導犬であり、それ以上に普通の犬としての一生を送りました。
その「普通さ」を描いたところにとても共感できます。
大変なのはむしろ、盲導犬訓練士を育成することの方かもしれないという感想を持ちました。
ルビが多くふられているので、子供さんの読書感想文用にはいいかもしれません。
おすすめ度

(2007-03-07)
是非読んでください
あまりにも有名になったので、買うのをためらっていましたが「買ってよかった」の一言です。
売れセンねらいのあざとさは感じません。
淡々とした文章とモノクロの写真がやさしい気持ちを誘います。
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(2006-02-14)
あたたかい気持ちになりました
『盲導犬』というと少し特別な場所にいるような
そんな感じがしていました。
でもこの本と出会った事で捕らえ方は変わった気がします。
人と共にお互いに足りないものを補い合って成長していく
そしてあたたかく見守られながら息を引き取る
その一生にいつしか泣いている自分がいた・・・
おすすめ度

(2006-01-17)
確かに感動しましたが・・・。
出生からクイールの死までが書いてあり、最後の場面では思わず涙してしまいました。
けれど、内容からしてみると、いまいちという風に私は思いました。
盲導犬がどのように選ばれるか、その一生を学ぶことができました。
おすすめ度

(2005-10-27)
犬と人間の絆
2年ほど前、NHKで同名のテレビドラマがあった。犬の里親、盲導犬の訓練士、視覚障害者のそれぞれの想いと犬との絆に素直に感動したのを覚えているが、本書はその原作である。
半分が写真、半分が文という体裁で、物語というより、クイールの思い出のアルバム、といった印象である。文章が少ない分、ストーリーそのものに感情移入していくのはやや辛いが、それを秋元氏の深みのあるモノクロ写真が補って余りある。最後のページに、クイールの仔犬の頃のあどけない写真を配したのは、演出としては少々あざといと思いながらも、きっちり泣かされた。
ともあれ、なかなかいい本である。
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