マーマー

Web上で毎日連載された大人気マンガ。みんなが幸せになる、タムくんの描く犬たちの物語
ウィスット・ポンニミット (著)
単行本(ソフトカバー); 315p; 17.2x13cm
新風舎(2006-12-24)
マーマー 表紙
\1,000 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(3件)
おすすめ度5(2007-08-29)
ほっとする
心が疲れきってカサカサしている時。私たちに必要なのは、睡眠薬でも精神安定剤でもなく、一杯のホットミルクと、そこに溶けたひとさじの優しさなのではないだろうか。

私は普段、緻密な心理描写と殺伐とした雰囲気を持つ漫画を好んで読む。疲れているときにそのような漫画を読むと、乾いた感情が鎧のように自分を包むのがわかる。
しかし「マーマー」を読み終えた私は、鎧を着せられるというより、丸裸にされてしまったような感覚をおぼえた。それは気恥ずかしい、でも暖かな懐かしさのある感覚だった。

この漫画には、マムアンという女の子が出てくる。彼女の感情表情は、実に素直であけっぴろげだ。なかでも印象に残っているのが、その泣き方。大きな口をあけて、"うわあああん!"と、声が聞こえてきそうなくらい思いきり泣く。かわいいし、つられてこっちまで泣きそうになる。
そして、そんな彼女の表情を見ていると、「悲しいときは泣く」、「楽しいときは笑う」、なんていう単純なことすらうまく出来なくなっている自分に気付かされて愕然とする。また同時に、「悲しいならなんで泣かないの?」、「楽しいなら笑えばいいじゃん!」と言われているような気がしてくるのだった。

年をとるごとにいろいろなことを知り、複雑に複雑になっていく私たち。
でも、心に巻き付いてこんがらがったしがらみをひとつひとつ解いていったとき、最後に残るのはあっけないくらい単純な何かなのだろう。

「大丈夫だよ」、その一言と共に飲むホットミルクの味に涙がこぼれるように、私はこの漫画を読みおえたとき少し泣いた。じんわりと胸にひろがる暖かでキラキラとした感情は、漫画を読み返すたびに色褪せず蘇ってくる。

おすすめ度5(2007-05-29)
かわゆい!
他の、ウィスット・ポンニミットのどの本よりもイイ!
このチープなコミック風の装丁にシンプルな彼のイラストが映えているんです!!
これはもうコミックとはいいたくない、アートである。
ところどころのカラーも素敵で、字のないコミックのパイオニア的存在ですね。

おすすめ度5(2007-02-13)
マムアンちゃんかわいい!
犬を飼ったことはないが、マーマーはかわいい。
マーマーのぽわぽわの毛の中に隠れる、とかそういった情景は
どらえもんに通じる子供の夢のようです。
30歳のタム君がそんなことを思いつくなんて、素敵だ。
去年とおととし、タム君のライブを見た。
ピアノをバックに動くマムアンちゃんを見ると、かなりぐっときた。
素敵なだけじゃなくて痛いことも書かれているのだが、
最後には良心のようなものが登場するのが、これまたキュンとくる。
たまに純粋さを図る踏み絵のような気もするタム君の漫画ですが、
【マーマー】は世の中でどんどん読まれてほしいと思いました。

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