ZOO―愛を下さい

いろんな動物がいるように、いろんな人間がいる。動物たちを見ていると誰かさんに似ている。辻仁成の少しおかしくて、ちょっとせつない歌詞と愉快な動物たちの真相を組み合わせたピクチャー・ブック。
辻 仁成 (著)
単行本; 63p; 18.4x15.4cm
河出書房新社(2002-12)
ZOO―愛を下さい 表紙
¥ 998 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(2件)
おすすめ度5(2008-01-22)
擬人化された人間模様の上手さがきわだっています。
数年前、ラジオから流れてきた歌声に、心が引き込まれた。
それは、菅野美穂が歌っていた「ZOO 愛を下さい」だった。

彼女がドラマ「愛を下さい」の主題歌を、蓮井朱夏(はすいしゅか)の名前で歌っていた。
このドラマを見ていなかった僕は、しばらく、「蓮井朱夏が菅野美穂である」ことを知らなかった。

本屋さんの写真集の棚を見ていたら、この本のタイトルが目に飛び込んできた。
立ち読みしながら、辻仁成(つじひとなり)さんの作詞の表現力の上手さに、凄さを感じた。
僕ら人間を、動物に例えて、擬人化して、性格描写している素晴らしさ。

それぞれが、一生懸命に生きているのです。
カメレオンになったり、メガネザルになったり、ハイエナになったり。
大都会の人間模様を、こんなに上手く表現されている言葉に、嬉しくなってしまう。

大人の社会に踏み込んだ若者たち、大人が大人として生き残る気持ちへのジレンマ(板ばさみ)、自分自身の心のよりどころを探し続ける時、この本を手にしたくなります。

写真と言葉が、僕らに語りかけてくれます。
その気持ちを、この写真集から読み取れるといいね。

おすすめ度5(2004-09-12)
久しぶりにこんなに泣きました。
ともかく涙が止まりませんでした。自分は何のために生きているのか、自分を見失うことってよくあります。でも、誰にでも支えてくれる人はいる、見守っている人はいる、生きていることについてとても考えさせられた作品でした。



ぷーちなび犬本