最後のパートナー―盲導犬を引退した犬たち
「盲導犬をリタイアした犬ならしつけができていて飼いやすいかも」。そんな気楽な理由で始めた引退犬ボランティア。だが出会って数年で死を迎える老犬との暮らしには、介護の苦労や残される者の悲しみなど、すべてを受け入れる覚悟が必要だった…。4頭の引退犬との出会いと別れ、13年の介護の記録。家族の愛情あふれるノンフィクション

西田 深雪
文庫; 180p; 15x10cm
幻冬舎(2006-06)
¥ 480 (税込)
Amazon.co.jp カスタマーレビュー(3件)
おすすめ度

(2007-09-07)
優しくてあたたかい本です
文章もとても読みやすく、分かりやすく、その内容も暖かく、優しく、愛情で溢れています。
とても大きな役目だと思うこの最後のパートナー、その意味も分かる内容に成っています。
文章と共にこの本に納められて居る詩も、写真もとても良いです。愛が沢山詰まって居る本だと思いました。
すんなり読める、だけど心に残る大きな本だと思います。
おすすめ度

(2007-08-04)
盲導犬たちの最後のお母さん
淡々と書かれた文面に西田さんの深い愛情を感じ取ることができます。そして文章の間に入る詩がなんとも寂しく切ないです。西田さんに看取られた子達は幸せですね。
おすすめ度

(2006-06-15)
「看取りの親」
盲導犬はたくさんの人の手を経て生きているということを改めて感じました。繁殖させる「生ませの親」「パピーウォーカー」盲導犬として訓練する「育ての親」そしてユーザー。そして引退したあとに彼らが最後の日々を過ごすのが西田さんのようなボランティア、「看取りの親」です。
一頭の犬に関わった人々の気持ちはみな同じ。「穏やかで幸せな老後を送って欲しい」。そのような祈りの気持ちは命のリレーのようでもあります。誕生から飼育、訓練、仕事の時期を経て迎える盲導犬の老後。それを看取ることは、人を助けて共に生きてきた彼らの気持ちに報いることなのかも知れません。そしてユーザーが、かつて彼らと共に歩いた道を、また新たな犬と心おきなく歩けるように「安心して任せてください」と胸を張れる西田さんを尊敬します。
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