犬・猫に効く指圧と漢方薬―ふれるだけでペットが喜び、元気になる

家庭でできるペットのための指圧健康法大公開!指圧(ツボ)と漢方がペットの健康には、とても有効です!豊富な実例、個別な解説。あなたもすぐにお試しください!この1冊があなたとペットの関係を新しくします。
シェリル・シュワルツ (著), 根本 幸夫, 山本 美那子, 園部 智子
単行本(ソフトカバー); 207p; 20.8x15cm
世界文化社(1999-09)
犬・猫に効く指圧と漢方薬―ふれるだけでペットが喜び、元気になる 表紙
¥ 1,680 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(2件)
おすすめ度3(2002-10-19)
原著からの縮小再生産
"Four Paws Five Directions : A Guide to Chinese Medicine for Cats and Dogs", CherylSchwartzの翻訳が本書である。従って、これが忠実な翻訳であり、日本の実情に合わせて補遺が付録となっていれば文句無しである。しかし本書の翻訳も通例に漏れず、かなりの省略および書き換えがなされてしまっている。

 例えば、原著では五行説の解説から東洋医学への入門を始めるが、舌診・脈診の取り方まで記されており、専門家にも役立つ内容になっているがそれが省かれている。獣医漢方診療が行われる日本でも、取穴や服薬を、舌診・脈診から正しく弁証・決定せずに、なんとOリングテストを適用するような、何の中医学的裏付けの無い「あてずっぽ」=病名処方的な治療をする獣医師までいる。であれば、原著のこうした部分を収録しないことは、配慮というよりむしろ改悪である。

 訳者はいささか専門的に思えるような部分を省略するが、それは読者が読むときに省けばいいのであって、こうしたパターナリズムは、代替医療に関する市民の意識の高まりを無視した所業である。情報公開こそが今求められているのだ。

 特に問題なのは、洋書を読む層なら個人輸入で簡単に入手し得るし、最近国内でも入手可能な、ハーブやサプリメントに関する記述までが、翻訳では恣意的に日本の民間療法のものに置き換えられたり(ハーブ)、割愛されたり(サプリメント)している点だ。穿った見方をすれば、これらが最近、動物病院で使われだしているだけに獣医師の利害を反映しているように思えてしまう。

 ある病状について、ツボ指圧・漢方薬の投与の仕方を説明するスタイルで書かれている本書は、犬猫の健康維持を真剣に考える方々や獣医師にはお勧めの好著である。但し、上の欠点が有るので、より広範囲に獣医ホリスティック医療に興味を持たれる方は原著=洋書を入手されるか、他の獣医自然療法の本(和書・洋書)の併読・購入をお勧めする。

おすすめ度4(2002-05-30)
90点!
西洋医学と漢方治療との違いがわかりやすく説明されています。またツボの位置もイラストでわかりやすく書かれていました。ただ、指圧法など細かなところで説明が足らないかなと思うところもあり、「ツボ素人」は少し不安を覚えるかもしれません。けれどもこのような不安や疑問点を相談できる獣医さんがいる方は購入する価値はあるかと思います。

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