勘助物語―甲斐犬になったオトーサン
中島誠之助氏は、TV露出度の高さと、個性的な人物像から骨董界の領域を超えた超有名人。そんな中島氏と天然記念物の甲斐犬「勘助」との汗と騒動と感動の日々を語った書き下ろし

中島 誠之助(著)
単行本19x13.6cm
淡交社(2007-08)
¥ 1,365 (税込)
Amazon.co.jp カスタマーレビュー(2件)
おすすめ度

(2007-09-30)
オトーサンは甲斐犬に…
甲斐犬を知るには甲斐犬にならなくてはならない…
こうオトーサン(著者)は言っています。
甲斐犬の勘助は中島家にもらわれてきたとき、
様々なことをしでかします。
それをきちんとたしなめ、忠実な犬に育てた著者は
すごいなと感心してしまいます。
何せ元が飼い犬ではなく、狩猟としての犬なのですから。
最後は思わずうるうると来そうになってしまいました。
オトーサンやオカーサンとすごして15年の生涯。
それは彼にとって幸せだったことだと思います。
おすすめ度

(2007-08-02)
お立ち台を持ってた犬
テレビでの中島さんはいつも着物姿だけれど、この本の中に収録されている勘助との散歩風景の写真ではトレーニングウエア。さすがに着物というわけにはいかなかったようだ。
子犬のころ、勘助はピアノの足を一本削ってダメにしたことがあるという。そんな勘助は新築の家を作るときに、玄関前にお立ち台を作ってもらった。お気に入りのそのお立ち台から道行く人々を見下ろしていたという。いかにもニッポンの犬、という古武士のような勘助とオトーサンの15年の日々を綴ったエッセイだ。
日本人は犬の視線まで自分のそれを下げることができ、犬と同位置で対話できると考えている中島さんは、かくして甲斐犬となった。オトーサンのよき友、よき弟だった勘助。いい仕事してました。
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