愛犬幸福論

犬を愛する名文家35人の私的エッセイ。どうしてこんなに心が奪われてしまうのか。どうしてこんなに体中で愛情を伝えようとしてくれるのか。名文家たちが犬への愛しくせつない想いをつづった、ハートフルメッセージ
PHP研究所
単行本(ソフトカバー); 221p; 18.8x13.2cm
PHP研究所(2006-11-14)
愛犬幸福論 表紙
\1,365 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(2件)
おすすめ度5(2006-12-02)
愛犬との泣き笑い生活を綴った感動エッセイ
本書は、雑誌『ドッグワールド』に掲載された「リレーエッセイ」を再編集したものであり
まとめて記してあるので一気に読めちゃうのもありがたいです。
本書を読んで強く思ったことは、全ての犬は、人間との共生を前提として生きているってこと・・・
犬は野良にでもならない限り、たった一人では生きていけないのです。
犬は人間から与えられ、人間は犬から元気や勇気、パワーをもらっている。
動物虐待がささやかれている世の中ですが、本書において考えさせられることが沢山あります。

個人的には洒井順子さんの「命の恩人」というエッセイが気に入りました。
飼い犬を通して、他人の温かさを知る。それは犬が飼い主に教えてくれた形の無い最高の贈り物。
犬を飼っている人も、飼っていない人も、それぞれに楽しめる良い作品だと思います。
飼っている人、あるいは以前飼っていた人は、懐かしさに心を躍らせ感動するだろうし、
犬を飼ったことが無いという人は、ぜひ飼いたいと思えるような素敵なストーリーで溢れています。
ぜひ読んでみてほしい1冊です。

おすすめ度5(2006-11-26)
犬の幸せ、飼い主の幸せ
35人の作家たちが愛犬にまつわる心暖まる話を短いエッセイに綴った本。「愛犬幸福論」というタイトルだけれども、実は「飼い主幸福論」を読んでいるような気がした。

幼いときから犬がいて当たり前の環境に育った人、それほど犬は好きじゃなかったけれど、家族に請われてなんとなく飼いはじめた人、成り行きで飼う羽目になった人。とっかかりはさまざまだけれど、いざ家族の一員となってしまえば、ほとんど全員が犬のいない暮らしなど耐えられないと感じる。犬とは不思議な生き物だとつくづく思う。

この本に綴られているそれぞれのエピソードを読んでいると、犬が人間に与えてくれるものの大きさに気づく。ことに涙したのは出久根達郎さんの「瓜ふたつ」でした。犬に元気をもらう、犬がいるから生きていく励みになるという素晴らしいお話です。



ぷーちなび犬本