だいすきなグー

犬のグーが僕の家にやってきた。僕とグーは、だんだんなかよしになれたのだけれど。少年と犬の交流を描いた感動の絵本。02年文春ネスコ刊「ダメ犬グー」を絵本化。
ごとう やすゆき (著), いもと ようこ (イラスト)
大型本24.6x24.6cm
PHP研究所(2005-02-19)
だいすきなグー 表紙
¥ 1,418 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(4件)
おすすめ度5(2008-06-02)
えいえんに、ぼくの中に。
主人公の少年「ぼく」の所にある日突然やってきた、子犬の「グー」。

グーはいきなり懐くような子犬ではなく、お互いに接し方も分からなかったけれど、やがて少しずつ仲良くなっていって、散歩はいつも「ぼく」がするように。

書店で見て『ダメ犬グー』を思い出して思わず手に取りましたが、そっくりそのまま絵本化だったのですね。

この絵本のグーは、だらだらして臆病で、甘えん坊で散歩の好きな「ダメ犬」という程の描写はないですが、「ぼく」はそんなグーの一挙一動がみんなみんな好きになり。

しかしヒトよりは寿命も短い犬のこと、病におかされたのかしっかり歩けなくなり入院して、一生懸命看護していた「ぼく」が目を離していたうちに――

「ペットロス」と言われる愛犬・愛猫などなどの喪失によって開いた心の穴の描写が「生前のグー」の自由奔放で生き生きした姿によってとても増幅され、涙が落ちてそのままレジに行きました。

そしてその後「グーはいるんだ。ぼくの心の中に」と気付いた「ぼく」は絵本的には直球的に早熟な気もするかもしれませんが、締めにはこれが一番でしょう。

本書に限らず、絵本には杓子定規に見れば「悲しい」結末のものが沢山あることは皆さまもご存じでしょう。
私は教育についてはまったくの門外漢ですので「命の尊さ」などを語れる身分では無いのですが、逆に「説く」ものではなく「ひとつのお話し」「ひとつの現象」として、何も子供相手だなんて言わず、年齢問わず読み手に「何か」を残してくれる作品だと思います。

おすすめ度5(2006-03-27)
親子で涙
我が家には犬がいるので、ちょうどいいと思い購入しました。娘を膝にのせて読んでいくうちに親子で号泣してしまいました。絵本でこんなに泣いたのははじめてです。ちなみに中2の息子も涙ぐんでいました。

おすすめ度5(2005-06-12)
優しさと思いやり、命の尊さを育む
愛する動物を喪失する擬似体験は―悲しすぎるように思われるかもしれないが―やさしさと思いやり、そして命の尊さを育んでくれるに違いない。
わが子は涙こそ流さないものの、読み終えた後、必ず「もう一回!」とせがむ。

おすすめ度5(2005-03-12)
ずーっと大好きだよ
犬のことがちょっと怖いぼくと、グーとのふれあいの過程。だんだんグーのことが大好きになり、いたずら者のグー、食いしん坊のグー、さびしがりやのグー、臆病なグーなどなど、いろんなグーが大好きになった。でも、そんなグーも、病気になり、散歩が出来なくなり、食べなくなり、ぼくがちょっと目を話した隙に、死んでいた。ぼくは悲しくて悲しくて、泣いてばっかりいるけれど・・あるとき、気がついたんだ。グーがたくさんの思い出を残してくれていたことを・・・ぼくの心の中で、グーは生きている。そして、ずうっと、ずうっと大好きだよ。ペットのかわいさを教えてくれるだけではなく、死を乗り越え、そして心温まるものにしてくれる一冊ですね。いもとさんのイラストも、いつもながらかわいいですね。

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