ラスト・ドッグ

義父との仲がうまくいかないローガンの唯一の友達は、犬のジャックだった。だが、犬を媒介とするおそろしい伝染病がひろまり、街はパニックにおちいる。ローガンは必死にジャックを守ろうとするが…
ダニエル アーランハフト (著),金原 瑞人 (翻訳), 秋川 久美子 (翻訳)
単行本; 370p; 18.2x13cm
ほるぷ出版(2006-06)
ラスト・ドッグ 表紙
¥ 1,365 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(1件)
おすすめ度4(2006-08-12)
自分の犬を守る
犬が飼い主を守る話は多々あるけれど、これはそれと正反対の物語。自分の犬を命がけで守る少年のお話だ。

主人公ローガンは14歳。いつもなにかに腹を立てている。7年前に彼のまえから去った実父、母の再婚相手の継父、隣人一家、そうやって腹を立てている自分自身に対しても腹を立てているのだ。継父の勧めで犬を飼うことにした彼はシェルターで一匹の野良犬と出会う。その犬ジャックと彼は無二の親友になった。

しかし原因不明の犬の伝染病が流行り始め、その病気は人間にも伝染することがわかる。犬狩りが行われ、ローガンはジャックを守るためひとりぼっちで闘う。

ローガン以外の大人の登場人物は実にみんなイヤなやつとして描かれている。大人の都合、大人の勝手が彼を怒らせる。お互いに理解しあい、堅い絆で結ばれた犬を命をかけて守ろうとするローガンの姿は健気だ。

物語の最後で彼が失ったものと得たもの・・。結末が切ないので星は4つ。



ぷーちなび犬本