障害犬タローの毎日

原因不明の難病で、尻尾と両耳、そして4本の脚を失った赤毛の雑種犬・太郎。手術から10年、獣医師である飼い主のもとで、わがまま気ままのマイペースで暮らしている。そんな太郎をめぐる心あたたまる愛情物語
佐々木 ゆり(著),村井 章子(翻訳)
単行本; 136p; 19x13.6cm
アスペクト(2007-04-27)
障害犬タローの毎日 表紙
¥ 1,500 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(5件)
おすすめ度5(2008-03-22)
生きる底力
表紙の写真に衝撃を受け、すべての脚を失った=可愛そう、見るのが辛い、と正直思っていました。でも本を読んだあと、そんな自分を恥ずかしく思いました。お涙頂戴の本かと思い込んでいたのも間違いでした。勇気を出して読んでよかった。それほど読後はすがすがしかったのです。

生後まもなく捨てられて、しかも原因不明の病気ですべての脚を切断するという大変な運命を、人間なら嘆いたり怒ったり「なぜ自分だけが・・」と絶望もするでしょう。でもタローはたとえ全ての脚やしっぽを失っても、あるがままの自分で日々を生きることを楽しんでいます。障害を負っているから可哀想、見るのが辛いなどと思った私は偏見にとらわれていたのでした。

タローの笑顔は実に生き生きとしています。命の底力を教えてもらった気がします。是非是非、最後のページの写真を見てください。短くなってしまった脚を一生懸命上げて、壁に向かっておしっこをひっかけているタローの写真。この写真にすべてが集約されている気がします。タロー、色んなことを教えてくれてありがとう。

おすすめ度5(2008-03-12)
【動物】が持っている癒す力!
動物には本当に人を癒す力があると感じました。
自分の苦難にめげずに生きている太郎の生き方、そしてそれを支える人々のドラマに感動しました。

小さなことでくよくよする自分が情けなくなる、そんな本です。

この本は、「本」というよりも写真集に近い感じです。
文字が書いてあるページは極端に少なく、殆どが写真です。
しかし、その写真から受け取るメッセージは多数です。

家族で読みたい、そんな本です。

おすすめ度5(2008-01-04)
ペットショップで、売れ残ってしまった子たちにも、どうか、想いを馳せてあげて下さい
本屋さんで平積みされていたこの本に偶然出会い、財布の中に2000円しかなかったが、矢も盾もたまらず買い求めた。   
タローの名は昔、飼ってた犬と同じ名前なんだ。

過酷な運命を負ったタローだが、周囲の人の目は温かい。その意味合いで、人間は捨てたものではない。
だが他方、多くの種類のペットには、過酷な運命が待ち受けていることに目を閉ざしてはいけない
(・・・・・ペットを捨てたりしない君だとしても、たとえばペットショップで、買手がつかず売れ残った、多くの動物たちはどうなるのだろうって、考えることあるだろ) 

そして、過酷な仕打ちをしているのは、独りよがりで浅はかな人間であることを忘れてはいけないと思う

皆が、もうすこしだけでいいから、
命のことを考えるきっかけになれば
作者もタローも
どんなに歓ぶだろうか
って思った           Jan 03 '08


おすすめ度5(2007-12-10)
良書
数ある動物本の中でもかなり上質。決して軽くはないテーマを扱ってるにもかかわらず、読後にはある種のすがすがしさというか、ポジティブな気持ちにさせられます。他のレビュアーの方も書いてますが、太郎に会いたくなりました。個人的には佐々木氏の著作で「家族」もおすすめ。本作同様、テーマが共通しているように感じます。佐々木氏はあまり著作の多い方ではありませんが、しっかりと芯の通った作品を提供してくれる作家だと思いますので次回作にも期待したいです。

おすすめ度5(2007-11-09)
心があったまります
読み終えて心がホクホクになりました。タローの愛らしさに強さに…
表紙の太郎の姿に最初悲しい話かと思いながらも買ってきたんですが、実際はそうではありませんでした。
読み終えて命の強さを感じました。私も2匹の犬と暮らしていますが、時に犬に教えられる事が多々あります。この本を読み終えて改めてそう感じました。

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