ダーシェンカ小犬の生活

時を越え愛される白い小犬の物語。生まれたばかりのきみは、片手にのるほどの、白い小さなかたまりだった。新潮社より1998年に刊行された『ダーシェンカ』と2001年に刊行された『ダーシェンカ 小犬の生活』を加筆・修正し、一冊にまとめたもの。
カレル・チャペック
文庫; 147p; 14.6x10.6cm
ソニーマガジンズ(2006-07)
ダーシェンカ小犬の生活 表紙
\714 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(1件)
おすすめ度5(2006-09-03)
愛犬家でなくても十分に楽しめる
チャペックは、チェコの国民的作家、岩波文庫などから出てる『ロボット』や『山椒魚戦争』が有名、中公文庫などから出ている『園芸家12カ月』が個人的にはお気に入り。原書は1933年刊、他の出版社からも邦訳が出ている。生まれたばかりの小犬(ダーシェンカ)が育つ様子を書きとめた4章、小犬の写真を撮影するには、ダーシェンカのための8つのおとぎばなし、ダーシェンカのアルバム、という構成。文、イラスト、写真ともチャペックによるが、いずれもいい。淡々としながら軽妙洒脱な味わいがある。愛情たっぷりなんだけど、少し距離を置いた透明な眼差し、これが長く読み継がれる秘訣だろうか。愛犬家でなくても十分に楽しめる。文庫版だから安い、読んでも眺めてもよし、読み終わって誰かにプレゼントしても喜ばれるだろう。

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