イヌの言い分365日―愛犬の「嬉しい」「嫌だー」がもっとわかる本 王様文庫
人間が勝手に解釈している「イヌの気持ち」について、意外な誤りをイヌの行動ごとに詳しく解説。

利岡 裕子 (著)
文庫; 237p; 14.8x10.6cm
三笠書房(2001-08)
¥ 520 (税込)
Amazon.co.jp カスタマーレビュー(1件)
おすすめ度

(2003-05-19)
初心者向け
この本に書いてあることは、犬の行動学や心理学の本を読んだり、講義を聴いた人なら当たり前のことばかりであるので、興味深い新しいことは発見できない。事実、著者も研究者・専門家からの受け売りであることが多いことを認めている(著者も認定を受けた専門科ではあるが)。しかしながら、著者が指摘するとおり、「犬好き」「これまで何頭も犬を飼ってきた」と言う人の中にも、基本的な犬の行動・心理・習性が全く理解できていない人が多いのも事実である。
この本をお薦めできるのは、「犬を飼うのがはじめての人」「何頭も犬を飼ったが、漫然とつきあっていた人」である。事実、このような人は多く、犬を飼ってはいけないと思われる種類の人間が、複数の犬を飼っており、不幸になってしまってい!る犬を何頭も知っている。著者は文中で「文筆を生業とする」と書いているが、表現には正確につかみづらい点もあり、本はお気楽に読みたいと考える人には適当であるかもしれないが、犬のことを専門的かつ正確に詳しく知りたいという人は、少しお堅い「犬の行動・心理・習性」についての専門書を選択すべきであろう。
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