Amazon.co.jp カスタマーレビュー(5件)
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(2007-09-29)
犬は犬ではない。ネコはネコではない。
好きだけでは書けない・撮れない本です。
著者(撮影者)が見た犬やネコたちの多くは、もういません。
同じ人間として著者の感情に心を重ねていてほしいです。
犬やネコを家族に迎える人には登録時に3つの義務を課してほしいです。
1)こういう本を必ず購入すること。
2)登録金(恵まれない犬やネコのためのなんらかの資金)を支払うこと。
3)捨てた場合は社会的な懲罰をうけること。
日本だけです。
なにが?
犬やネコたちにまで「人気ランキング」などある国は。
犬が好き! ネコが好き! という人がそういう本を買う不自然さ。
同時に平然とそういう「企画」が犬好きネコ好き本という偽善で出版物になって印刷され流通されている国も日本だけです。
海外に暮らして日本に戻ると、金銭のみの尺度で平然と無邪気に語られる「勝ち組・負け組み」という言葉と同じく、犬・ネコのランキングは「異常」でしかないです。
欧米では極端なブームなどなく、昔から同じ犬種が飼育順に並びます。
もちろん欧米にも捨て犬や捨てネコの問題はあります。
しかし日本のようにブームの次に来る悲劇、そしてその意味のない血統犬ブームが背景にある混血犬の悲劇の様子とはちょっと違います。
ブームは誰かによって「作られた」もので、それに「踊る」人たちがいます。
捨てられる悲劇はある意味で「作られた」起こるべくして起き続けている事態です。
つまり最初から最後まで「人為」です。
犬は犬ではなく家族です。
それはネコや他の生きものも同じ。
追記:
どこかに「販売価格」や「セール」という生きものたちへの愛情のカケラもない表示を徹底的に拒絶するような正当な犬やネコのお店はないものでしょうか?
そもそもあれに違和感を持たないというのはどういうことでしょうか?
まだ正当なお店をどこでも見たことがありません。
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(2007-08-20)
買うには買ったものの・・・
通読出来ていません。
悲しすぎて、これ以上悲しい犬たちの顔が見たくなくて。
現実逃避かもしれません。
でも、殺されるのを待つ犬たちの顔は、何もかも悟って
いるようで、静かにさびしい表情…。
どうしても頁を繰れませんでした。
でも、子供たちが大きくなったら読ませたいと思い、手
元に置いておきます。
この本が読めるようになったら(今、幼児です)。
理解出来るようになったら。
絶対に読ませます。
犬たちにも人間と同じ、たった一つの命があり、なのに
人間の勝手で簡単に葬り去っている現状をどう思うか…。
せめて動物を簡単に飼い、簡単に捨てるような人間には
なって欲しくない。
ただひたすらに生きているだけの動物達の命を、好き勝
手にしていいと思っている人間達。
自分たちに害が及ぶからと言うことで殺処分。
経済効果があれば、命を操作しまくる。
失敗作(障害をもって生まれてきた動物達)はあっさり
処分。(処分って嫌な言葉ですね)
そんな人間達に、いずれ天罰が訪れなければ良いが…と
最近思います。
生態系の食べる食べられるというのは別ですが、その他
の命の営みをないがしろにする現状に深く深く悲しみと
絶望と、そして人類という種の行く末に不安を感じます。
どうかどうか、こう言う本をたくさんの人が見る場所に
置いて欲しい。
これだけの悲しい瞳を見つめて欲しい。
興味のなかった人にも、知って欲しい。
大事な、大事な本だと思います。
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(2007-07-06)
多くの人に知って欲しい
お子様でもわかる簡単な文と写真がメインのせいか心に直接響いてくる1冊でした。
写真だけ見てもその内容は伝わると思います。
こんなにも悲しく、悔しい感情で読んだ本はありません。
この本に載っている子達の表情を見て涙が止まりませんでした。
今まで沢山の犬猫達を見てきましたし実際に飼っていますが、こんなに悲しい顔を初めて見ました。
動物を飼う人もそうでない人にも読んで欲しいです。
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(2007-05-19)
動物の救済に携わる者として…
私は保健所で実際に動物を引き取って、飼い主を探す活動をしています。
本の中では、実際に私が出会った子達と同じ顔をしていて、涙が止まりませんでした。
老犬の子が優しい目をして「く〜ん」と泣き続ける姿、
足がオカシイ方向に曲がっているのに必死で追いかけてくる子達、
泣き叫ぶ声も枯れてるのに、それでも誰かを必死に呼び続ける子。
たくさんの子達を見ています。
でも、その中で救える命は、ほんの一握り。
助けた命に飼い主さんが決まらないと、もう保護は出来ないところまできています。
ただ、見ていることだけしか出来ない悔しさ、怒り。
救いようのない気持ち。
でも、毎週、動物たちは入れ替わります。
10頭を救えたと思っても、次の日にまた10頭放棄・・・
保健所の職員さんと、一緒に嘆きます。
「どうして・・・」と。
やるせない気持ちが爆発して、正直やめたくなることもあります。
けれど、見て見ぬ振りはしたくない。
自分が出来ることを精一杯したい。
この本は、私を初心に返らせてくれる本です。
まだ経験の浅い私が、強く強く希望を持つ本です。
こうやって認知してくれる人がいる、共感してくれる人がいる。
そして、幸せになった動物たちがいる。笑顔が見られる。
それだけで、私一人でも、微力な力でも、何かの力となれば…。
そう願って、この仕事をしています。
この本に出会えて、本当に良かったと思います。
私にとって、自分を見失わないため、現実を見るために、大変参考になった本でした。
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(2007-04-04)
それでも買うか
この本で語られた「譲渡会」について知っている方は、果たしてどのくらいいるのだろう。
「譲渡会(里親を探す会)」とは、保健所で殺処分される動物の最後のチャンス。
譲渡会の情報はネットで簡単に調べられる。当然、扱っているのはほとんどが雑種。
さらに問題なのは、「雑種の良さ」についても、驚くほど認知されていないことだ。
売る側(ペット関連業界)は「雑種の優性」など、口が裂けても語れない。雑種は売り物にならないばかりか、「雑種の優性」などが認知されてしまったら、商売上がったり!
血統書付(純血種)は、種ごとにかかりやすい病気がある。寿命も雑種に比べて驚くほど短い。
無知な人々が高価な血統書付を買ってペットショップが儲かり、あれこれケアしなければ病気になるので関連商品の会社が儲かり、病気になりやすいので獣医が儲かり、早く死んでくれるのでまたペットショップが儲かる。
ここ数十年、雑種を飼っている人は激減した。テレビに登場するタレントは、皆そろって高そうな愛玩犬を抱いている。しかし…、そのタレントは5年後10年後、同じ犬を抱いているだろうか?
ちなみに我が家では、犬猫を買ったことはない。捨て犬を拾ったり譲渡会で譲り受けたりした子ばかりだ。もちろんみな雑種だが、病気はほとんど一度も無い。どの子も10数年、長い子は20年近く生きた。
雑種とは「純血種≒近親交配」の真逆。免疫力が高く耐性に優れた雑種が、体力・知力に秀でているのは至極当然のことだ。
悪質ブリーダーによる繁殖問題で、最近やっと「純血種の劣性」についても取り上げられ始めたが、こうした「雑種の優性」について、どのくらいの方々がご存知なのだろうか。
あなたは、病気になりにくく、長生きする犬猫をお望みだろうか?賢く元気な犬猫をお望みだろうか? この本を読んで、胸が痛んだだろうか?
そんな方は、ぜひ譲渡会へ行ってみてください。