聴導犬捨て犬コータ―あなたの「耳」になりたい! ドキュメンタル童話シリーズ 犬編 12

聴覚障害者の「耳」として活躍する聴導犬。最初の国産聴導犬から10頭目に合格したのは雑種で捨て犬のコータだった。捨てられても人間が大好きだったコータが、訓練を受け聴導犬として成長する姿を描く。
桑原 崇寿
単行本; 150p; 21.2x14.6cm
ハート出版(1998-09)
聴導犬捨て犬コータ―あなたの「耳」になりたい! ドキュメンタル童話シリーズ 犬編 12 表紙
¥ 1,260 (税込)
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Amazon.co.jp カスタマーレビュー(1件)
おすすめ度4(2006-11-03)
人間の身勝手さに怒り
母犬とへその緒がつながったまま捨てられていた子犬のコータは数奇な運命を辿ります。
母犬と別れ、里親が見つかったと思ったら、その里親にまた捨てられ。
コータはそれでも人が大好き。そして、人なつこい適性を見込まれ、雑種としては初めて聴導犬の訓練を受けることになります。

人間を信じるようになった犬は、人の言葉を聞いて、その言葉がどういう意味かを考えるようになるそうです。
そして、50くらいの人の言葉を覚えて、人の役に立ちたい、と思うようになるのです。
ただ悲しいことに、犬は人間を裏切ることはありませんが、人間は簡単に犬を裏切ります。
昨日までかわいがっていたのに「飽きた」「飼えないから」と突然捨てる飼い主。
毎日えさもやらず、暴力を奮い虐待する里親。動物実験の業者に売る里親詐欺の女性など。

一生懸命訓練に励んで聴導犬となったコータの澄んだ瞳を見ていると、悲しくなります。
人が犬を裏切らない世の中であって欲しいと思います。
犬を飼いたいと思っている子ども達に特に読んで欲しい本です。


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