3日の命を救われた犬ウルフ―殺処分の運命からアイドルになった白いハスキー

飼い主に捨てられ、保健所や動物管理センターなどに引き取られた犬や猫がどうなるか知っていますか。安楽死という名の殺処分が行われます。今日もまた白いハスキーの子犬が…。殺処分の運命からしつけ教室のアイドルになったハスキー犬ウルフの物語から命のゆくえを考える
池田 まき子
単行本; 140p; 21.2x15.2cm
ハート出版(2005-05)
3日の命を救われた犬ウルフ―殺処分の運命からアイドルになった白いハスキー 表紙
¥ 1,260 (税込)
ウィンドウを閉じる
Amazon.co.jp カスタマーレビュー(2件)
おすすめ度5(2008-02-04)
飼い主と犬との関係、動物愛護センターのあり方を考え直すきっかけに
動物管理センターの保坂さんは、犬猫の殺処分をする仕事をしているからこそ、
殺処分される予定の犬をしつけて「犬のしつけ方教室」を開き、人と犬との正しい
関係を教え、殺処分をする犬猫を減らそうと努力している。
「10年ほど前までは殺処分している自分が情けなく、つらくて落ち込む毎日だった。
犬のしつけ方教室を開くようになって、責任をはたしているような気持ちになった」
という言葉に保坂さんの心情が語られている。

全国で53万匹の犬猫が殺処分されていること。
殺処分が注目を浴びる動物管理センターだが、「しつけ方教室」、「子犬の譲渡会」、
「成犬のしつけ直しと譲渡会」、「子供たちのセンター見学」をおこなって、
処分される犬猫を減らす活動も行っていること。
一人でも多くの人に捨て犬猫の実情と動物管理センターのことを知ってほしい。

「子犬の譲渡会で捨てられた子犬を引き取りたいという人が確実に増えている」
という一文は、全国で53万匹の犬猫が殺処分されている現状で救いの一言になった。

「動物の命も、人間の命と同じように、かけがえのないものだということを
わたしたちは子供におしえていかなくてはなりません。
捨て犬の処分について知ったら、子供たちはきっと、ショックを受けるでしょう。
けれでも、現実を知ればこそ、これから自分たちにできることはなんなのかを、
真剣に見つめ、考えてくれるはずです。」
という本書の言葉が、この本を小学生に勧める文章として最適だと思う。
また、本書は大人が読んでも、飼い主と犬との関係や動物愛護センターのあり方を
考え直す良いきっかけになると思う。

おすすめ度5(2005-06-25)
ウルフ
著者が動物センターを訪問し、抑留室にいる3匹の犬を見たときの描写に、思わず涙が流れてしまいました。捨てられた犬と猫がどうなるのか、子供から大人まで、もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。この本で、処分施設で働く職員の人たちの苦労を知り、今まで、殺処分について目をそむけていたことを恥ずかしく思いました。
今、盲導犬、介助犬、セラピー犬など、人間の役にたつ犬がいっぱいいるのに、私たち人間側は、そんな動物たちの幸せについて考えてあげているのでしょうか。
この本を読んで、動物と人間がいっしょに生きることの意味を考えてしまいました。たくさんの人に読んでほしい本です。

この商品を買った人は、こんな商品にも興味があります


ぷーちなび犬本