ずいぶん以前に一度見た記憶があるのですが…、改めて見ると映像とか音楽とか”ひと昔前”という印象は結構ありますね。子供の頃好きだった「名犬ラッシー」のTVシリーズとかを思い起こしました。
動物達のセリフは一切なく、淡々としたナレーションでストーリーが説明されるのですが、主人公の犬や猫のしぐさや表情はよく撮れていて、変に作り込まれていない感じがかえって好感が持てます。
今回初めて知ったのですが、ブルテリアの老犬ボジャーは若い犬が演じているのですね。でもちゃんと年寄りらしく(?)とぼとぼと歩く感じは出ていました。感心!テーオ役の猫ちゃんとはホントに仲がいいのでしょうか…?体を擦り寄せあったりしてる様子が単なる演技とも思えず、非常〜に微笑ましかったです。
周囲の人々との関わり方も暖かくていいですね。見ていて思わず微笑んでしまったりぼろぼろ泣いてしまったり…。そういえばこういう映画って最近あまり見かけなくなったような。
原作の「信じられぬ旅」と比べて、それぞれのエピソード等の描写はややあっさりと簡潔になっている印象はあるものの、基本的には忠実に作られているように思います。
’92年のリメイク版、「奇跡の旅」も観にいきましたがこちらはかなりアレンジを加えたもので、動物のセリフもついてましたね。娯楽色が強く、原作で感動させられたリアルな動物らしさやそれゆえのけなげさが薄くなって個人的にはあまり好みではありませんでした。
動物好きの方にはぜひ、オリジナルを見てみることをオススメします。
犬が2匹に猫1匹。よくありがちなドタバタコメディではありません。彼らは素晴らしい演技をしますが,言葉は一言も話さず,かといって退屈なノンフィクションという訳でもなく・・・。
熊と遭遇して睨み合ったり,猫が川に流されるのを犬達が助けようとしたりと,3匹の演技以上のものを感じずにはいられません。
カラーですが意外と古く,63年製作です。動物好きにはたまらない,のどかな作品。もちろん家族で安心して観られます。