2022/11/09 · 出久根 達郎『犬大将ビッキ』への岸本 葉子の書評。さまざまな別れエッセイのお手本のような書き出しである。「一九九一年の元旦は、どんよりとして、 ...
年老いた2人の母と愛犬のパピヨン、ビッキの赤裸々な介護生活を書いたエッセイだった。 ペット飼育に対する知識は古いものがあったが、2人の母へのそして、愛犬への愛昔の ...
愛犬ビッキと二人の老いた母。失われゆく家族の温もりを描いて静かな感動をさそう、書き下ろしエッセー。
子供のいない著者夫婦の家にやってきたパピヨン犬ビッキ。同じ頃、生活を共にすることになった実母と義母。失われゆく家族の絆と温もりを描いて静かな感動を誘う ...