わんこニュース

犬猫の殺処分数、引き取り数が人口比でワーストクラスにある島根県が、来年度から10間で取り組む動物愛護管理推進計画をまとめる会議の初会合が29日、松江市内であり、動物愛護の教育活動を充実させることなどを盛り込んだ骨子案を確認した。会議では、県の担当者が、ここ10年間で減少傾向にあるが、2006年度に処分された犬は、4686匹とする現状を報告した。これらをもとに、県が動物の適正な飼育を図るため、業者や家庭への働きかけ、動物愛護への普及啓発活動に取り組んだ上で、引き取り数や処分数が減るよう数値目標を設定することを盛り込んだ計画の骨子案を説明した。計画は、昨年6月に施行された改正動物愛護法に基づき全都道府県でつくられる。島根県にとって初めての計画。同会議で3月末までにまとめる。

ペットリゾートカレッジは来月1日、日光市根室に「ペットリゾートカレッジ日光」をオープンする。さまざまな理由で飼い続けることができなくなった犬の里親探し代行や、終生ケアなどのサービスを行う。同社によると、里親探しを事業として行うのは、全国で初めて。ビジネスモデルとしても注目を集めそうだ。

メキシコ警察の敏腕な麻薬探知犬が移送途中の空港で8月22日に拉致され、代わりに雑種犬が残されていた事件で、同国治安省当局者は27日、探知犬「レックス4世」がメキシコ市内の公園の樹木につながれているところを発見、救出したと発表した。事件以来、5日ぶりに警察の担当官と再会したが、健康状態に問題はないという。発見は、内部情報がきっかけだった。捜査当局は、すご腕の麻薬犬誘拐で警察が本格捜査に乗り出したことを知り、ひるんだ実行犯が公園に放置したともみている。

メキシコの優秀な麻薬探知犬が移送途中の空港で盗まれ、代わりに雑種犬が残されるという事件が発生した。盗まれたのはベルジアン・マリノアのレックス4世。エリートの麻薬探知犬で活躍していた。レックス4世は他の警察犬7頭と一緒に麻薬捜査のため、メキシコシティから空路、マサトランに向かった。ところが、マサトランに到着した飛行機からは、レックス4世の姿が消えて、雑種の犬が置かれていた。

大阪府枚方市の女性方の飼い犬が、毒入りのパンを食べて死んだ疑いのあることが25日、分かった。枚方署は器物損壊容疑で捜査している。調べでは、犬は敷地内で放し飼いしていた6歳の雑種。23日午後3時半ごろに吐き始め、泡をふいて倒れた。女性が動物病院に連れて行ったが、間もなく死んだ。犬が倒れる約1時間半前、女性が外出先から帰宅し、家の外階段に犬が食べ残したとみられるあんパンのかけらを見つけた。中に青緑色の粉末が入っていたという。枚方署は粉末の鑑定を進めている。