ビーズボールを作ろう(その2)

モチーフビーズの基本となるビーズボールを作ってみましょう。
すべてのビーズの輪が5個のビーズで出来てる玉です。全部で30個のビーズを使用します。
ビーズボールを作ろう の玉よりもより、すべらかな球体になります。
ビーズボールになる前のビーズ ビーズボール

ビーズの数は、3mmのそろばん型30個、テグスは60cm。

今回のビーズボールを作る編み図 (モチーフビーズを作る際の設計図のようなもの) は3枚です。
1枚目から1/3、2/3、3/3として表します。


動画では4mmのビーズを使用していますので、テグスも長く(80cm)なっています。

1/3

上からみたところ

1. 1 ボールのてっぺんの部分から作ります。

編み図のから始めて、番号順に進めていきます。

ビーズ5個をテグスに通して、最後のビーズで交差させます。 テグスの中央部分で交差させるようにします TIPS:テグスの中央から編み始める 参照

この時の輪になっているビーズの数は、5個です。 編み図の( )内は、輪の数を表しています。輪になっている数を確認しながら作ると失敗が少なくなりますよ。
2. 2
テグスの両端を赤と青にマジックで塗ってやるとわかりやすくなります TIPS:テグスに色をつける 参照

青のテグスにビーズを4個加えて、4個目のビーズでテグスを交差させます。
輪になっているビーズの数は5個です。
3. 3 青のテグスで、ビーズを1個を拾って、赤のテグスに、ビーズを3個加えて、3個目のビーズでテグスを交差させます。
輪になっているビーズの数は5個です。

拾うというのは、すでに編んでいるビーズにテグスを通すことです。
4.〜 6. 4 同じように、1.で作った輪のまわりに、ビーズの数が5個の輪をぐるっと一周させていきます。
5 6

これで、ビーズボールの半分(半球)ができました。


2/3

上からみたところ。

1. 1 編み図のから始めて、番号順に進めていきます。
1/3の最後に交差させたビーズが、の位置になります。

すでに編んでいるビーズは薄い色で表わしています。

青のテグスで、ビーズを1個を拾って、赤のテグスに、ビーズを3個加えて、3個目のビーズでテグスを交差させます。
輪になっているビーズの数は5個です。
2. 2 赤のテグスで、ビーズを2個を拾って、青のテグスに、ビーズを2個加えて、2個目のビーズでテグスを交差させます。
輪になっているビーズの数は5個です。
3.〜 5. 3 同じように、1/3.で作った半球のまわりに、ビーズの数が5個の輪をぐるっと一周させていきます。
4 5

編み図では広がっているように表わされていますが、これで残り半分の半球の部分が出来上がります。


3/3

下からみたところ。

1. 1 2/3の最後に交差させたビーズが、の位置になります。

下からみているので、2/3とテグスの左右が逆になっています。

青のテグスで、ビーズを4個を拾って、●印のところで結んで仕上げします 仕上げ 参照

輪になっているビーズの数は5個です。


お疲れ様でした。


うまく出来ましたか?

ここまでできれば、なんとなく編み図の見方がわかってきたかと思います。
まだよくわからないという方も、何度か作っているうちに、だんだん慣れてきます。

今回作ったビーズボールは、モチーフビーズの基本的なものです。
色や素材を変えてやると、これだけでも十分きれいな作品になります。
たこ
今回のビーズボールの応用作品として、 たこ があります。


ちなみに、今回のビーズボールの編み図を1枚で表すと次のようになります。
もちろん作り方は同じです。
ビーズボール

ビーズボール&まめコギ
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