わんこニュース

関西盲導犬協会は、盲導犬としての適正が高い犬を産む繁殖犬を預かるボランティアを募集している。同協会の繁殖犬は、ラブラドルレトリバーとゴールデンレトリバー。7、8歳で引退するまで、毎年5、6頭を出産。ボランティアが預かるのは、1歳以上のオスかメスのどちらか1頭。交配や出産などの場合を除いて、家で預かり、普通の犬と変わらないように生活させる。条件は、室内での飼育ができることや、協会会員になり、指導や助言を守ることなど。無報酬だが、必要な食べ物や医療費は原則的に協会が負担する。犬を飼った経験がなくてもよい。

不動産経済研究所によると、06年に首都圏で発売されたマンションで、ペットが飼える戸数は5万5511戸に達した。全体に占める比率は74.5%で、前年調査より10.1ポイント増えた。1998年の調査では、709戸で比率は1%程度だった。地域別でみると、東京都23区で73.0％、23区以外で80.1%、埼玉県75.4%、千葉県74.7%、神奈川県73.9%と、首都圏の全エリアで7割を超えた。

1日午後1時半ごろ、愛媛県大洲市のペットショップ「FBIチワワ堂」から出火、2階地下1階の計約280平方メートルを全焼し、おりに入れられていた犬約200匹が焼け死んだ。出火当時は経営者の渡辺さん夫妻と2人の孫がいたが、避難して無事だった。

川崎市で6月1日、全国最大規模の動物病院「日本動物高度医療センター」が開業する。地域の動物病院から紹介されたがんや白内障など治療の難しい動物を受け入れる。免疫療法や遺伝子治療など先端分野の研究や若い獣医師の育成にも取り組む。

飼い主の飼育放棄などから安楽死（殺処分）させれた犬と猫が、島根県では2006年度だけで、4686匹（うち猫が3352匹）に上ることが、県のまとめで分かった。昨年6月には県動物愛護条例が施行され1年が経過したが、保健所での引き取り数も依然として高水準で、県は最後まで責任を持って飼うよう呼び掛けている。