わんこニュース

12日夕方、千葉市にある建設会社で闘犬用に飼育していた土佐犬にかみつかれ、69歳の飼育員、福嶋芳夫さんが死亡した。警察の調べによると、福嶋さんをかんだのは体重およそ45キロの雄の土佐犬・5歳で、飼われていた19頭のうち、福嶋さんが飼育を担当していなかった犬だった。

岡山県警は、犯罪捜査や行方不明者の捜索に協力する県警嘱託犬に、空気中に漂うにおいをかぎ分ける特別な能力を備えた「特殊犬」の導入を決めた。多様化する事件事故捜査に役立てる。特殊犬導入は全国8番目、中国地方では初めて。導入するのは、空気中の浮遊臭から対象者のにおいを選んで居場所を特定する「地域捜索犬」、死体から出る腐乱臭だけをキャッチする「死体捜索犬」の2種類。

能登半島地震の被災地、石川県輪島市門前町地区で、同県獣医師会が、ペットの避難所「アニマルシェルター」を開設し、獣医師らがボランティアで治療にあたっている。避難所は今月7日、市内の空き事務所に設置。動物のオリなどの備品は、中越地震でペットのケアに取り組んだ新潟県から寄付してもらった。

昨年11月に国内で36年ぶりに患者が出た狂犬病について、京都市で10日から始まった日本感染症学会で、感染を確認した京都と横浜の医師が事例報告し、海外渡航時の注意を求めた。2例とも飼い犬にかまれて感染しており、「フィリピンでは飼い犬も予防接種していないことが多い。海外で動物に触れるのには注意が必要」という。

三重県伊賀市で開かれている伊賀NINJAフェスタでは、愛犬を忍者犬に変身できる。愛犬に頭巾や胴着を着せて刀まで背負わせる凝りようだ。戦災を免れ「小京都」とも言われる情緒豊かな街並みを、忍者犬に引かれて歩く姿は、なんともユーモラス。伊賀忍者を生んだ街だからこそ納得できる趣向だ。2007年3月24日（土）〜5月6日（日）までの主に土曜・日曜・祝日に開催