わんこニュース

オーストラリアで26日、連れ去られた犬が約3200キロ離れた街で発見され、飼い主と奇跡の再会を果たした。マルチーズのラスティは、ニューサウスウェールズ州の海岸沿いの道で今年5月、路上でつながれているところをつれさられた。それが、今週になって3200キロ離れたダーウィンで迷子になっているところを発見されたという。ラスティは、体内に埋め込まれていたマイクロチップで身元が判明。シドニー空港で26日、飼い主と再会した。

新潟県中越沖地震で被災したペットたちの「仮設住宅」が27日、被災地から約30キロ離れた同県長岡市の中越動物保護管理センターに完成した。県獣医師会などでつくる新潟県中越沖地震動物救済本部が建て、避難生活を送る飼い主から預けられた11匹の小型犬と2匹の猫が「入居」した。

厚生労働省が5月、保健所などで殺処分される捕獲犬について「生存機会の拡大」を促す通達を出し、全国の自治体を困惑させている。年間30万匹を超える収容動物の取り扱いは都道府県などの保健所に委ねられているが、国からの補助金はないに等しく、新たな飼い主への譲渡を図るための予算も人手も足りない。「処分」から「愛護」へ。動物管理行政の転換に、自治体の悩みは深い。

サントリーは、犬用の栄養補助食品（サプリメント）「ペットヘルス ARA+DHA」を8月6日に発売する。共立製薬との共同開発で、動物の健康維持に欠かせないとされるアラキドン酸とドコサヘキサエン酸を配合。カプセル状で、体重10キロ未満の犬に対し1日2粒が目安という。120粒入りで6300円。動物病院などで手に入る。

北海道と標茶町、弟子屈町は25日、捨て犬など無登録の犬約140匹を狂犬病の予防接種もせずに飼育しているとして、弟子屈町の女性整体師が所有する両町内の飼育場計2カ所への現地調査を合同で実施。犬が場外に抜け出しているのを確認した。両町は今後、狂犬病予防法違反容疑などでの刑事告発も視野に対応を協議。26日からは飼育場の外に出た犬の捕獲に重点的に乗り出す。